「すずめの戸締まり」を紹介
今回は、「すずめの戸締まり」をご紹介します。2022年11月11日に公開された新海誠監督の最新作です。音楽、映像、物語全てが最高な1作になります。
オススメする人
- エンタメが好きな人
- 旅が好きな人
- 自然が好きな人
所要時間
2h
概要
「君の名は」「天気の子」を手掛けてきた新海誠監督の最新作になります。
女子高生の「すずめ」と閉じ師と名乗る「そうた」が、そうたを椅子の姿に変えてしまった猫の「ダイジン」を探すために全国を旅する物語です。旅をする中で、全国各地に存在する後ろ戸と言われる扉を閉じる仕事を行います。旅をする中で明らかになるすずめの秘密やそうたが椅子に変えられてしまった理由などが明らかになっていきます。
感想
色々と感想はあるのですが、公開されて間もないので、今回は作品としての面白さをご紹介します。
本作品は、ストーリー展開が前半と後半に分かれています。
前半は振って振って、伏線を貼りまくって貼りまくって、とにかく謎が多いまま終わります。物語としても全国を旅するシーンが多いので、映像も綺麗で音楽もよく、楽しい作品として楽しめます。
そして後半です。前半で貼った伏線を1つ1つ丁寧に回収していきます。その回収の仕方がとにかく綺麗でスムーズで、クライマックスまで気持ちを切らすことなく観ることができます。後半で面白かった点は、前半で出てきたキャラクターが後半になって深みを増す点です。物語のいいスパイスとして存在感が増していきます。
本作は、観終わった後も楽しめます。とにかく作品内で明確に答えが示されていないものが多いです。そのため、観る人によって終わった後の感想や気になった点が大きく異なってくるのではないかなと思います。私も観終わってまだ日が立っていないのですが、毎時間新しい考えや感想が浮かんできます。何時間も楽しめます。
今年度最高傑作の作品の1つになるであろう「すずめの戸締まり」是非お楽しみください。
公式サイト
※公式サイトでも記載がある通り、鑑賞する際に予め注意点があります。