エンタメなるままに

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「エンタメの未来2031」を紹介

今回は、「エンタメの未来2031」をご紹介します。様々なジャンルのエンタメの未来を、現代の状況に照らし合わせて考察しています。やっぱり自体はITですね。

 

オススメする人

  • エンタメが好きな人
  • 将来エンタメに関わりたい人
  • IT×エンタメ に興味がある人

 

所要時間

1~2日

 

概要

本書は、映画・放送・音楽・スポーツ・演劇の5分野のエンタメの未来を考察した本になります。日本より進んでいると言われる米国のエンタメの現状をもとに、エンタメの未来や日本のエンタメの展望が記されています。

 

感想

これからのエンタメは、インターネットとインターラクティブが鍵になってくると感じました。メタバースを筆頭に、今後のエンタメコンテンツはインターネット上で楽しむコンテンツになってくると思います。そして、インターネットの特性を生かしインターラクティブなコンテンツを作ることで、いかにファンを獲得、コミュニティを形成できるかが大切になってくるのかなと思いました。

 

私はラジオが好きなので、ラジオの未来という視点から本書を読んだ感想を書きたいと思います。ラジオも例に漏れずインターネット上で楽しむコンテンツになると思います。「radiko」の登場により、ラジオをインターネット上で楽しむことは一般的になりつつあります。私もラジオはほとんどradikoで聴いています。今後、インターネット経由で取得できる情報により、ラジオの広告などの形態が変わってくるのではないかと思います。

 

ラジオの未来において最も強みになってくるのが、パーソナリティとリスナーのインターラクティブ性だと思います。メールを送るそして採用されるという一連の流れが、一定の秩序を保ちつつ、コンテンツの送り手と受け手を繋げる最強の強みになるではないかと思います。

 

ラジオの未来においての課題は、番組1つを最初から最後まで聴いてもらえるかという点だと思います。TikTokなどの短いコンテンツが流行や注目を生むなかで、ラジオはその特性から番組全てを聴かないと楽しさがわからなかったり、誤解を産んだりする可能性を潜めています。この点は、ラジオのインターラクティブ性でリスナーを飽きさせないコンテンツ作りが鍵になってくるのではないかと思います。

 

後半はラジオの私見を述べるだけになってしまいましたが、エンタメに興味がある方はぜひ読んでみてください。ラジオ業界盛り上がって欲しいですね。

 

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