エンタメなるままに

最近楽しんだエンタメをつらつらと書いています

「All You Need Is Kill」を紹介

今回は、「All You Need Is Kill」をご紹介します。原作漫画もあるのですが、今回は映画の方のご紹介になります。2014年公開のトム・クルーズ主演の映画になります。ゲーム好きには唆られる作品になっていると思います。

オススメする人

  • タイムリープが好きな人
  • アクションが好きな人
  • マリオが好きな人
  • RPGが好きな人

所要時間

2h

概要

世界は未確認生命体「ギタイ」との戦争に直面していた。軍の広報として勤めていたケイジは、ひょんなことから戦争の最前線に送り込まれることになった。戦線でケイジはギタイに殺されてしまうのだが、目が覚めると軍に送り込まれた日にタイムリープしていた。その後もケイジは死ぬたびにタイムリープが発生するようになった。ある時、過去に同様のタイムリープを経験した女性と出会い、タイムリープの謎を知ることになる。そして、その女性と共にギタイを倒すための作戦を実行する。

感想

 タイムリープとアクションを掛け合わせた最高の作品でした。本作の特徴として、タイムリープの数が以上に多いです。そして、タイムリープが起こる条件は死ぬことです。時にはギタイに殺されたり、時には車に引かれたりして死んでいます。タイムリープのある条件のため、仲間にも意図的に殺されます。そして、死んだら最初からやり直しになります。同じ日を何度もやり直すことになるので、もちろん周りの人間の話している内容やギタイの動きはすべて同じです。

 ここまでの内容で何か思い浮かべませんでしょうか。そうです。マリオです。本作は、マリオの同じステージを何回もやり直して少しずつ先に進むように物語が進む映画です。こう考えるとタイムリープが以上に多い理由も納得できます。マリオでも同じところで何回も死ぬんですよね。そして、やっとの思いで次に進めたら新しいクリボーに殺される。マリオのあるあるが詰まった映画になっています。原作の漫画は日本の漫画なのが妙に納得します。マリオを見ているような映画、それだけで最高に面白いです。

 また、主演のトム・クルーズもいいです。私のトム・クルーズのイメージは、ミッション・インポッシブルのイーサンの最強人間のイメージなのですが、今回のケイジはひ弱で戦いも頼りない人間です。しかし、タイムリープにより最強人間へと進化していきます。トム・クルーズのイメージのギャップとタイムリープの設定を組み合わせ方がとても面白いなと思いました。

 物語の内容は所々ツッコミどころはあるのですが、タイムリープアクション映画としてとてもワクワクする作品になっています。ぜひご覧ください!!