「架空OL日記2」を紹介
今回は、バカリズム著「架空OL日記2」をご紹介します。
こちらでは「架空OL日記1」をご紹介しましたが、その第2段になります。
オススメする人
- エッセイが好きな人
- 本を読んで笑いたい人
- 日常がつまらない人
所要時間
2~3時間
概要
芸人であるバカリズムが自身のブログで架空のOLの日常を綴った、「架空升野日記」を書籍化した後編です。後編といっても、「架空OL日記1」と内容や展開に大きな変化はありません。ブログの更新頻度が遅くなったくらいです。つまりとても面白いです。
感想
圧倒的日常感。本書はこの一言につきます。このブログでは以前に「架空OL日記1」をご紹介したのですが、「架空OL日記2」も内容がほとんど変わっていないので、感想に書くことがほとんどありません。
でも、それが本書のいいところなのかもしれません。本書でブログを書いているOL(実際には架空ですが)は、どこにでもいるような一般人です。一般人の日常は、2~3年ほどではほとんど変化がありません。しかし、毎日同じ日常ではありません。起こることが少しずつ変わっていて、それに対する感じ方も少しずつ変わってくる。それをおもしろおかしく綴っているのが本書です。
本書のOLみたいに日常の変化に、1つ1つ感想を持つことができれば、毎日を楽しく過ごせるのかもしれませんね。